モダンWeb開発「JAMstack」を実践
CAREER インタビュー
CAREER インタビュー
2018.04.27
デパートに参加する前は、ファッション業界にいました。元々ファッションに興味があったので、文化服装学院を卒業後、アパレル関係の仕事に就きました。ところがあまりうまく行かなかったので、会社を辞めて。向こうでは「せっかくなので好きなことをやろう!」という気持ちで、いろんな都市を体験しました。各地でフリーランスとしてファッションの仕事をしながら、ベルリンやニューヨークの展示会に作品を出展したりしていました。
この時期、アート分野のキュレーターをはじめとし、業界の中で自分が身を置く場所を模索しましたが、正直どれも生活に困ってしまって…(笑) 大好きなファッションで食べていくのはどうしたらいいかと悩んだとき、webに期待を感じたんです。そこで帰国後、東京で前職にあたるファッション雑誌の編集・WEBマガジンの編集・デザインの世界に飛び込みました。
前職ではwebマガジンの創刊やブランディングなどに携わりました。仕事はおもしろかったんですが、だんだんファッションだけでなくほかの業界もみたくなってきて、転職先を探していた時に弊社の代表、見條との出会いがありました。それがきっかけとなり、デパートの前身の会社から参加することになりました。
いまは大手アパレルのECサイトや歴史あるコスメティックブランドなどを担当しています。私のチームはデザイナーが3名、コーダーが3名、私を含むディレクターが2~3名で動いています。大手アパレルのECサイトは、現在のチームができる前のごく初期の段階から携わっているので、貴重な激動の時代を体験することができました(笑)
大変だった時期を乗り越え、昨年から多種多様な案件をさせて頂いているいま、ディレクター兼マネージャーとしての私の役割は「通訳」と「環境づくり」が大きなウエイトを占めています。制作にあたるメンバーは、みないいものを創りたいという気持ちは共通しているんです。クライアントの要望を整理し、制作側が最大限のプロとしてのクオリティを発揮できる環境をつくる。そのままではバラバラな関係者のベクトルを、コミュニケーションを重ねる中で同じ方向に向けていくのが、いまの私の大切な役割のひとつだと考えています。
このチームはまだまだ成長できる、私はそう思っています。仲間に恵まれ、お客様にも恵まれ、こうしてチャンスを実績に変えていけるのはとても幸せなことですね。そしてお客様と仲間と、美味しいお酒が飲める!(笑)
今後のキャリアについては、まだまだがむしゃらに働きたいと思っています(笑) 本人が望めばどんどん仕事を任せてもらえるデパートには、成長できるおもしろさがあります。変化の速いwebの世界は、自分も成長しないとついていけませんよね。仕事に挑戦することで、自然と自分だけでなくまわりも一緒に成長している実感があります。
デパートの社員は、休日はしっかりプライベートを楽しんでいるように思います。私もお休みの日は仕事から離れ、料理や音楽、キャンプなどでリフレッシュしています。他業種からのインプットが、仕事のヒントになることばかりなので、世界に触れる習慣を持つことは大切ですね。